西渕工務店通信

9月

2010年 09月 02日 (木)

施工状況「心の和む家(仮)」をアップしました。
木工事の続きです。
9月に入りました。
内子町では毎月1日の朝7時に、
「本日は防火の日です。サイレンを吹鳴します。」←町内放送
ということで、サイレンが結構長いこと鳴ります。
日曜日でずっと寝ていたかったりするとふざけんなと思ったりもします
まったく気付かず寝ているときもあります。
そんなこんなで、今日も内子の町並み。

もうすぐ左官工事が始まりますが、その前に電気の配線をせねばなりません。
こちら、町並みの現場は、外観は改修以前と同じにせねばなりません。
町の条例で決まっているんですねー。
ゆえに、

躯体を支える基礎が石。
昔のままです。
古い神社もこんな感じだったりします。
以前、何かで読んだのですが、
西洋の文化が「立」の文化なのに対して日本の文化は「座」の文化なのだそうです。
西洋人(大陸)はいろんな国に囲まれているから敵が多く、すぐさま逃げたり、自分を守れるように住宅には石を使い、椅子を使いました。
島国であまり外敵がいない日本では、床に座り、木を使いました。
盛者必衰ではないですが、必ず家は朽ちるから、朽ちればまた建てるという考えが古くからあるわけです。
そういう風な考えだからこそ、古いおたくのリフォームって、結構大変みたいです。
今回も壁は全部落としてます。
更に白蟻を防ぐ薬を入れたり、ダメになってる木材も新しいものと入れ替えたり。
見えないところですが、一番大事です。
星の王子様も言っておりました。

裏には神社があります。
階段多くて上るの挫折。


TOP