節穴
2011年 06月 30日 (木)
夏模様ですね。異常気象ともいう。
事務所の隣のおうちにノウゼンカズラが咲いていました。
数日前の日記で近所にはないとか言った気が…。
私の目は節穴です。
節穴って、木材の死に節で抜け落ちた穴のことです。
役に立たない穴のこと。
大工さんから来た慣用句みたいです。
他にも建築が語源の言葉は、適材適所や、うだつが上がらないなどなど。
子はかすがいとか、糠に釘とか。
他にも”埒があかない”も。
埒とは生垣やしきりのことを言うらしく、埒すなわち障害物。
埒があく…障害物がない状態。
だそうですよ。
いろいろありますねー。
前も書いたかもしれませんが、チルチンびと地域主義工務店の会の会員さんに
「日本全国いろんなとこ行ったけど、内子だけは別世界に来たような気がする」と言われたことがあります。
なんでだろう…こんなに都会なのに…
と思っていました、私。
(中学・高校の同級生たちと比べると、近くに信号・コンビニなどがあるので都会っ子認定されます)
つい先日、高速の無料化が終わったので、56号を使って松山から内子に向かっていたところ、
ぼんやり風景を眺めていると、犬寄峠を越えても、ずっと続く山道。
我々からするとそんなに登ってる感覚がないのですが、来たことがない人からすると、ずっと山を登ってる感覚なのかも。
そこに突如ふっと現れるうちこの町。
という感覚?
その人たちは内子の石畳にも行ったそうですが、その山から更に山があるので更にびっくりしたでしょうね。
石畳は内子から15分ぐらい車で走ると着きますよ。
おすすめ。
石畳の弓削神社。
池に浮かぶ木造の橋です。