西渕工務店通信

建前2

2014年 01月 20日 (月)


おととい、無事棟が上がりました大洲市『陰翳礼讃の家』。
昨日も作業を行っていました。
お餅まきをするので、吹き流しの竹を持ってあがっているところ。

で、今朝も行ってたんですが、こちら隅木。
風が強いので吹き流しが大変なことになってました。
西渕工務店、10年ぶりの「入母屋」の家です。
入母屋というのは屋根のカタチのことで、昔の家に多かったカタチ。
こんなかんじの屋根のことです。説明が雑ですいません。
見ていただいたらわかるように半端ない立体ですから、これを刻むのにかなり考えたり計算したりする必要があったでしょうし、これだけじゃなくてこれが取り付けられる桁やら、ここにつく垂木など、すべてを考えてかたちにしてくれた棟梁をはじめとする大工さんはほんとがんばったんだなあと思いました。
長い長い間掛けて温められてきたものが一気に出来上がる一日となりまして、本当におめでたいことだなと改めて思った次第であります。
基礎工事や墨付・刻みが胎児だとしたら、上棟は誕生です。
これから完成までに丹精込めて育て上げて、成人になったぐらいでお引渡しでしょうか。
笑顔溢れる、本当に晴れやかな一日でした。
 


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