日さしの家
2014年 05月 31日 (土)
本日、
大洲市平野『日さしの家』の地鎮祭を執り行う運びとなりました。
誠におめでとうございます。
緑溢れるいいところ。
同時進行にて、工場では墨付と刻みが進行中です。
最近では少数派となってしまった自社での加工です。
多いのが、木材を直接プレカット工場に入れてしまって、加工されたものを上棟するやりかた。
西渕工務店ではすべての木材を一度、工場へ入れます。
パソコンで出した図面を、棟梁が図板に起こします。
平面図と伏図(木材がどういう風に組まれているかわかる図面)が一枚の板に書かれます。
それから木材を一本一本どう刻んでいくか墨をつけていきます。
そして、その墨に従って、木材が刻まれていきます。
工場に機械があるので、手刻み・機械での刻みがどちらも自社で可能です。
写真は松丸太の手刻み。
右の方にあるNみたいなマークが芯を現しています。
「と八」とありますが、柱には名前があります。
その「と八」の上にくる部分ですね。
で、文字が逆さになっているので、この文字がちゃんと見える方向が下です。
斜めの部分には垂木といって屋根に掛けていく斜めの材料が乗ります。
いろんなルールがあるんですね。
上棟に向け、がんばっていっています。