祖谷の家々
2016年 06月 16日 (木)
昨日と今日、内子町観光協会の研修で徳島の祖谷地区につれていってもらいました。
祖谷の落合地区といえば、内子と同じく歴史的建造物群保存地区に選定されています。
向かいの山から。約40度~45度の急こう配の斜面にへばりつくように住宅が建ち並んでいます。
遠かった…そしてぐねぐねしてた…。
↑この中の8つの古民家を行政で改修して、宿泊施設として運営されています。
かやぶき。
外壁は竹を割って貼りつけてるそうで、この地方独特だそう。
歴史的建造物群保存地区ということは、外壁を保存改修しないといけないんですよ。
江戸後期~明治の建物だそうなので、その頃の外観に修復されています。
町の人、行政の方々の苦労が見えます。
かやぶきも大変ですよね。
私は知らなかった、かやぶきの家には天井がないことを。
垂木とか母屋(って言っていいのか)も竹で、藁縄で縛りつけてます。
重そう。
屋根を囲炉裏の煙で燻すのが大事だそうです。
燻さない(暮らさない)と、かやぶき屋根は10年程度しかもたないそうです。
とにかく絶景。
アレックス・カー氏がプロデュースされてるので、内装はとってもおしゃれで、現代的です。
郷土料理を食べさせてもらいました。
急斜面なので、そばとかじゃがいもがメインだそうです。
近くて遠い祖谷。
かづら橋とかラフティングとか面白いものもたくさんあるので(まったく見てませんよ今回)、また行ってみたいです。