通し貫
2018年 10月 05日 (金)
大洲市河辺町『(仮)河辺の家』。
基礎工事中です。久々に布基礎の家です。
かなりざっくり言うと、布基礎は家の全体にべったりコンクリートを打つのではなく壁がある部分だけに立ち上がりがあるみたいなイメージです。地中で太くなってるんですよ。
なんだか変な説明になりましたが。
こちらの現場、今月末に棟上げなのですがお施主様のご厚意で上棟見学会を開催させていただけることになりました。
10/29(月)
平日ですが、ご都合の合う方はぜひ。
通し貫工法による土壁の家です。
土壁をつくる下地には、竹小舞といって竹を割って縦横に編んだものを現在使用しています。
(木小舞下地というやり方もあります。竹の代わりに木を使います)
↑この写真の板が通し貫といって、これに竹小舞を固定させていくんですが、昔は筋交ではなくこの通し貫が入れられていました。
地震の揺れに対して付随して揺れて、外部からの力に家が粘りをもって耐えていたんですね。
棟上げのときにはこの貫板を軸組みと一緒に入れる必要がありまして、これにかなり苦労するんですね毎回。
ということで、31日はそういった作業が見られると思います。(雨天時延期か中止)
興味のある方はぜひ!
ご連絡いただければと思います。