こだわるところ1
2019年 01月 08日 (火)
内子町村前『涼風と檜香る家』
大工さんが造作家具をつくっていっています☺
桧!
地域で育った木を、地域でこれから暮らす私たちが使うこと。
そこに大きな意味があると思っています。
愛媛県内にはたくさん何代にも渡って手塩にかけて育てられてきた杉や桧などの針葉樹が残っています。
四国の木は目合いもよくて美しいです。
日本の住宅はずっと木でつくられてきました。
丈夫で軽く、加工がしやすいためです。
スクラップアンドビルドといって、よく木造住宅は海外の家に比べて寿命が短いと言われますが高温多湿の気候ですからね…
しかるべきお手入れをしてやれば長い間住むことができます。
木はそれだけじゃないところがすごくてですね、五感にたくさんのいいことをもたらしてくれるんですね。
その色は、日本人の肌の色に近いから落ち着くんだと言われています。
木で包まれた空間は音を優しく反響してくれます。
内子座は木造の芝居小屋ですが、名だたる音楽家の方々が喜んでこの場所を使ってくれることからもそれが言えるかと。
においも、人をリラックスさせてくれる効果があります。
味・・・家とは直接関係ありませんが、木のお箸や器は舌ざわりがよく、食べ物の味をよくしてくれるんだそう。
そして肌触り、ほんとうに格別なものがあると思います。
人生の長い時間を過ごす家だからこそ、そんないいところ尽くめの木の家で暮らしませんか。
新年なので初心に帰り、こんなお話をブログに綴ろうかなと思います。
また次回続きを書きますね。