刻んでる~
2019年 02月 07日 (木)
松山市古川西『つながる家』の切り組み中ですよ~☺
金輪継ぎの加工です。
12月にも書いたような気がしなくもないけど、またお付き合いくださいませ。
家そのものの長さがたとえば10mあったときに、木材を発注するときの寸法は長さがだいたい1m単位になりますが、6mを超える木材はあまり使いません。
木をまっすぐ育てて、なおかつまっすぐの材木をとるとなるとかなり難しくなってきます。
故に木材は長くなればなるほど単価が上がります。
ちなみに運ぶのも大変です。
ということで、「継手」という加工をして木材と木材をまっすぐに繋ぎます。
角度をつけてつなぐ分は「仕口」と言います。ちなみに。
継手にも様々な種類がありまして、今回この写真で写っているのが金輪継ぎ。
同じ形に加工した木材を二本。
これを上下から重ねます。
そしたらこんな風に一本になります。
真ん中に穴が空いてまして、ここに栓(木の釘)を打ち込みます。
するとあら不思議、両方の材がくっついていくんですね。
これでがっちり、相当なことをしないと外れません。
なかなか上手に撮れない大工道具たち。
何百年と形が変わらないものです!