墨付けます
2020年 08月 21日 (金)
只今 松山市『心絆ぐ快適な家』の墨付け中です。
大工のふくしまさんです。
大工の三種の神器と呼ばれる道具があって、墨つぼ・さしがね・手斧(ちょうな)だそうです。
5年以上前、手斧じゃなくて墨差しって書いたかもしれません。お詫びして訂正したいです。
手斧(ちょうな)っていうのはJ字型をした刃物なんですけど、昔は木の表面をはつる(削る)のに使っていたそうですが、今は機械があるのでほとんど使わなくなりました。たまに使ってます。
さしがねはL字型をした定規で、大工さんはこれを当てて寸法を測ります。
これは今でもどんなときにも大活躍してますが、今は金属製が主流。
名前書いてないのにどれが誰のかわかるのですごいなあと思います。
墨つぼは写真のように墨付けをしていく際に使いまして、木にどのように刻んでいくのかをつける作業を「墨付け」といって墨汁と竹製のペン状のもの(すみさし)でつけます。
墨付けって名前そのまんまですね!書いてある文字のことも墨と呼びます。
例「この墨合っとるんかい?」など
墨汁を入れて、すみさしに墨をつけるためのものが墨つぼです。
前に描いた絵がありました。