図板
2020年 12月 08日 (火)
大洲市肱川町『(仮)予子林の家Ⅱ』の墨付けがはじまるよ~
自社設計、自社大工、自社現場監督で工事を行うことが多いので、今回もそう。
設計で出した図面を大工の責任者(棟梁)に預けて、木工事のすべてを一から十までわかるような体制にしています。
一番この現場に詳しい人、になります。
最初に図面を頭に入れていくために図板を書き起こすという作業をします。
CADで書かれた図面を自分の頭の中で起こしていく作業をすることを「腹入り」と呼びます。
何回も書いてるんですけど、個人的にこの「腹入り」という方言とても好きです。腑に落ちる、と通じてますよね。
という訳で、昨日休憩所で図板を書いていた大工さん。
この後、搬入された木材をどこにどれを使うか確認していきます。
どれを化粧にして、どれの梁せいの寸法がいくつとか決めて発注しているので、あまり誤差はないのですが、一度人の目を通して名前をつけていきます。
土台、梁・桁などの横架材、柱の順番に墨をつけていきます。