柱加工
2022年 02月 15日 (火)
内子町城廻「風ささやく家」は構造材の加工が大詰めです。
土台→梁・桁→柱という順番で墨をつけていくのですが、ついに柱も加工中。
見えている分で1棟分ですが、写ってないところにもまだあります。
西渕工務店では手刻みと機械加工を使い分けています。
奥の方に写っているのがプレカットラインと呼ばれるものです。
すべて手刻みとなると時間と手間が掛かってしまうので、可能な部分は機械に頼ります。
しかし大工さんが墨付けからはじまって、造作まで同じ棟梁が見てます。
木材加工場を持っている会社がすでに少数派になりました。おそらく大多数の会社さんはプレカット会社に下請けに出しています。
間取りが決まると構造図もプレカット会社が考えるそうですね。
西渕工務店では木組みも自社で設計しています。
数値にはあらわれない木組みの力強さをもたらしてくれます。