構造材
2022年 10月 03日 (月)
伊方町「瀬戸の海の見える家」の構造材が納材されました🌸
大工さんはこれから図板を書いていきます。
家を新築するには木造の場合はたくさんの木材を使います。
そして、西渕工務店の場合は建材が限りなく少ないので、語弊を恐れずに言うとほぼそのへんの木です。愛媛は良質な木材の産地です。
その中で山主さんが手塩にかけて育ててきた良い木材を選木して納材してもらってます。
木材は全部使い道が違いましてざっくり構造材、造作材、下地材と分けられます。+天井板・フローリングとか。
横たわっている木材が構造材で、これで家1棟分、約15m3ぐらいですかね。(家の大きさによるので一概には言えませんが)
右の小口が黒っぽいのが杉、茶色っぽいのが桧です。
これらに↑に書いた造作材などを加えると25m3とかになるはず。
今週から全国一斉木育イベント「森のとびら」が始まりますが、地元の林業が発展すると、土砂災害から街を守ったり地域の活性化につながります。
戦後ほとんどの山が杉・桧に置き換わった内子町ですが、昔の人はほとんどガケみたいなところにも木を植えて手入れをしてくれていました。
なかなか今は手入れが出来ていない山が増えています。
手入れをされない針葉樹林は土砂災害のリスクが高まります。
木に触れ、木を使うことについて考える日々です。