いろは
2023年 01月 18日 (水)
松山市「(仮)松山の家」の墨付けがはじまろうとしています。
大工さんと設計、工務(現場監督)にて事前の打合せ(すり合わせ?)を行っていました。
打合せをした後に、大工さんは図板を書きます。
うっすらすぎて見えませんが、まず、通り芯というものを書きます。
柱とか梁は、基本的に碁盤の目のように縦横に引いたマス目を基準にします。
それを通り芯と呼び、線の一本一本に名前をつけます。
「い」通り、「ろ」通り・・・
「1」通り、「2」通り・・・
たとえば、い通りと1通りが交わったところに立つ柱のことを「いの一番」の柱と呼びます。
横架材も「ろの3からにの3の梁」とか「はの5からはの8の桁」とかっていうと、図面さえあれば電話なんかでもどこのことを話しているかわかるという共通言語になります。
これを書きながら、「ここどうなってるの」「この高さはこうなの」という話をしたりします。