層つくる
2023年 03月 21日 (火)
今週は雨が多そうですね。
写真は先週ですが。
八幡浜市保内町「行雲流水の家」
外壁の下地を貼ってます。写真は漆喰部分です。
通気工法はすごいぞというお話ですが、いわゆる古民家とか昔の家が寒い理由に断熱材がないのが言われます。
そこそこ最近のおうちで断熱材を入れたのに寒い家というのを、たまに聴きます。
その理由がこの通気工法であることがあるのではないでしょうか。
縦方向に木材を打ち付け、そこに更に横方向に木材を打ってます。
そうすると木と木の間に隙間が出来まして、これを通気層といいます。
この通気層が断熱性を持たせてくれるんですね。
あと室内側の湿気を外に出す道になります。
もし外壁から水が浸入した場合も、この通気層を通って流れ出て家の中には浸入させないという役割も持ってます。
最終防衛線が写真でいうと白い部分で透湿防水シートです。