上棟しました
2023年 06月 19日 (月)
梅雨まっただなかですが内子町上川「杜と生きる家」。
ついに無事、上棟の日を迎えることができました。
何回か書いていますが、こちらではお施主様のおじいさまが植えた山の木を一部使っています。
写真に写っている杉丸太梁もその一つで、下半分が見えるような状態です。
これも何回か書いていますが、戦後日本の山はほとんどが針葉樹(桧とか杉)に植え変わりました。(植林自体はかなり古くから行われています)
先人たちが材木にするために、崖みたいなところにもたいへんな思いをして植えてきました。
針葉樹は伐採や間伐をしたりして、手入れをしないと健全な山には育ちません。
ということで、おじいさまが手塩に掛けて育ててきた木を使わせていただくことになりました。
これは大黒柱と杉丸太の納まり部分。大黒柱もお施主様の木。
そして、無事棟が上がって餅撒きが行われました。
近所の方や地域の方などたくさん!
最近減りましたが、このような感じで福を地域の方におすそ分けするという意味合いで行います。
たくさんの笑顔にあふれて、気持ちのいい一日となりました。
誠におめでとうございます。
お施主様におかれましてはたくさんのお心遣いをいただき、ありがとうございました。
竣工に向け、事故のないよう工事を進めて参ります。