西渕工務店通信

上棟!

2024年 06月 21日 (金)

本日、梅雨の晴れ間を縫って、無事上棟を迎えることができました。

松山市久谷「自然と暮らす和の家」

元々日曜日が棟上の予定だったのですが右往左往して、本日に納まりました。良い結果になりました。

まずは柱を立てます。写真は丸柱です。その名の通り丸いです。

手前の大工さんは空調服を着てますね。夏の味方です。

柱を立て終わると、梁や桁などの横架材を納めていきます。

こちら真ん中の寸法で360φ(直径36cm)ある松丸太です。長さも7mあるはず。

なかなかここまでの材料を使うことはないです。

こちらの梁と柱は化粧材(仕上げになる材料)でして、このように納まってます。

梁・桁をすべて納めると、2階の床をつくっていきます。

杉の厚板を継いでパネルした「トラパネ」という建材です。床剛性が取れます。床剛性が取れると水平の力に強くなります。

トラパネも、薄い板を剝ぎ合わせた一般的な構造用合板と違って圧倒的に接着剤の量が少ないため、西渕工務店ではこちらを採用しています。集成材になるのかな。

登り梁も納めています。

今回は大きな平屋を建てて、その棟部分が高くなるためそこに部屋をつくる、という間取りです。

そして、二階の梁・桁を納めて小屋組みをつくっていって・・・上棟の瞬間を迎えます。

お施主様ご家族様に棟に上がっていただき、大工さんと一緒に棟を納めました。

棟を上げるから、棟上げですね。建物の一番上にくる構造部材を棟と言いますから、特別なものですよね。

 

晴れ間も見えて、どうにか無事に屋根仕舞まで終えることができました。

機械加工ばかりの家だとはやめに棟を上げることが出来るのですが、西渕工務店の場合上がり下がりとか複雑な加工を施すことが多いのでいつも苦労しながら上棟を行っております。

あちらを立てればこちらが立たず・・・的な。組むときに複雑なものはなかなか壊れません。

ということで、無事、夏至の日に上棟を迎えることができました!

誠におめでとうございます。スタッフ一同心よりお祝い申し上げます。

お施主様におかれましてはたくさんのお心遣いをいただきまして、誠にありがとうございました。

竣工に向け、精一杯尽力してまいります。

本日は誠におめでとうございました。


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