新町の家
内子町
イメージパース(外観)
外観完成イメージです。 奥行の長い平屋の家です。
イメージパース(内観)
内観完成イメージです。 LDKの天井は屋根勾配を利用して斜めの勾配天井。 大黒柱と登り梁が美しく、深い軒が家を守ってくれます。
地鎮祭
6月吉日、地鎮祭を執り行う運びとなりました。 神職の方にお越しいただき、この土地に住まうことを報告し、工事の安全、ご家族のご健勝などをお祈りします。
地鎮祭
盛砂に鍬や鋤を入れることで、この地に初めて手に入れるということを表します。 鎮め物を神職の方が掘り起こしているところ。 お祈りを込めた鎮め物は基礎工事の際に地中に埋めて、ずっと家を守ってくれます。
防湿シート
ベタ基礎の底の部分は、防湿シートを貼ることで、邸内に湿気が上がるのを防いでくれます。
墨付け
木材加工場では墨付けが始まりました。 土台・・・梁桁・・・柱 の順番に大工棟梁が木材に墨をつけていきます。
打設
ベタコンと呼ばれる、建物基礎一体をコンクリートでつくっていく基礎形式を用います。 底部全体にコンクリートが打たれたところです。養生機関の後、立ち上がり部分に型枠を組んで、更にコンクリートを打設します。
切り組み
墨付けされた木材を大工さんが墨に応じて刻んでいきます。
土台敷
基礎が完成し、上棟へ向け準備を行っていきます。 基礎の立ち上がりの上に土台という木材を置いて、基礎と一緒に打設した金物に緊結させていきます。
捨て板張り
床の下地を上棟前に貼っておきます。 白いものは断熱材。 一緒に施工していきます。
上棟
8月吉日、今年の夏は暑いと毎年言っていますが、やはり暑くなりました。 快晴の元、上棟の日を迎えることができました。 捨て板の上に柱を立てていきます。
大黒柱と梁
大黒柱を立てて、その上に牛木と呼ばれる棟に沿わせた木材を納めます。
差し付け
平屋の家ですが、梁や桁の高さに高低差を持たせて、通し柱のような納まりをつくっています。
継手
木材が壁の長さよりも短いときは継手と言って、木材と木材を繋いでいきます。 木材同士は複雑な形状に加工され、抜けにくくなっています。 そこに木でつくった釘(込栓)を打っているところ。
登り梁
梁を斜めに架けていきます。登り梁と呼ばれ空間を広く取り、シンプルに納めます。
棟
登り梁が重なった頂部に棟を納めると、棟上げです。
神事
一日の終わりに神事を行いました。 みんなで神様に工事の無事やご家族のご健勝などお祈りしました。 最後は乾杯です。
全景
無事、棟上げを終えることが出来ました。 お施主様ご家族様に置かれましては暑い中、たくさんのお心遣いをいただきまして誠にありがとうございます。 これから竣工に向けてスタッフ一同心を合わせて尽力して参ります。 おめでとうございました。
垂木
屋根の下地となる垂木を打っていきます。
野地板
垂木の上には野地板を貼ります。 斜めに板を張って、耐震強度を出しています。
筋交取付
上棟が終わると、筋交や間柱、構造金物などを取り付けていきます。
窓枠
窓の荒枠なども取り付けて、そこにサッシも取り付けます。
通気シート貼
躯体をぐるりと、透湿防水シートで囲います。 内部からの湿気は通すけど、外からの水は入れないというものです。 ここに通気胴縁と言って、木材を打ち付けて空気層をつくるようなイメージにします。
鋼製建具
サッシを入れてもらっています。 大開口のサッシ。
屋根葺き
ガルバリウム鋼板の屋根を葺いているところ。 縦の嵌合といいます。
外部シート
外部の透湿防水シートを貼っていきました。
屋根断熱材
勾配天井の仕上げとなるので、屋根に沿って断熱材を入れます。
外部ラス板
外壁は、防水シートの上に通気胴縁を打ち、その上からラス板を打っていきます。
天井板貼
天井に杉板を張っていきます。
フローリングとDNA工法
床のフローリング(桧)を貼っているところ。 給気口として「DNA換気口」を入れていきます。こちらはフタを開閉することで床下の空気を採りこみます。
外壁下地
ラス板の上に更に下地シートを貼って、更にラス網を取り付けます。
ハーフユニットバス
腰から下が既製品となっているハーフユニットバスを取り付けています。
ラスモルタル下地
仕上げを行うには何事にも下地が必要ですが、下地を左官によって行っていきます。 養生期間の後、仕上げを更に塗ります。
壁下地造作
壁の下地をつくっていきます。 石膏ボード下地を取り付けるための下地を等間隔に打ち付けています。
壁仕上げ板貼
こちらは板が仕上げになる場合。 同じような感じで下地を打って、下地があるところに壁板を打ち付けます。
造作壁
木工事も大詰めに差し掛かっています。 間仕切り壁をつくっているところ。
造作家具
続いて造作家具に取り掛かります。 書斎スペースの机を木でつくっていきます。
造作家具
洗面化粧台をつくっているところ。 工場でハギ合わせを行った木材を現場で組み立てます。
玄関とシューズクローク
玄関とシューズクロークです。建具で仕切ります。 棚などをつくります。
床下地
床にタイルを貼る場合の下地としてモルタルを塗っていきます。
外部足場解体
上塗りのゲーテウォールが塗られ、高いところの美装も終わり、外部足場が解体されました!
キッチン造作
キッチン本体も造作で大工さんがつくっていきます。
キッチン本体
キッチン本体の木軸部分が完成しました。 世界にひとつのオーダーメイドのキッチンです。 ここに天板を乗せたり、器具を取り付けたり、建具を取り付けたりしていきます。
タイル貼
洗面化粧台の天板にタイルを貼っていきます。
ウッドデッキ
大工が再び戻って、外回りの木工事を行います。 ウッドデッキは桧。
板塀
目隠しのための板塀も桧材でつくっていきます。 アルミ製の柱を立てて、その隣に木を抱かせるような形で取り付けます。
板塀
板塀の木部ができあがりました(^^)/
切り石
建物と道路面に高低差があるのでアプローチ部分を階段で仕上げます。 切り石を敷いてもらっているところ。
完成
ついに「新町の家」が完成しました! 奥行の深い敷地に建つ明るい平屋の家です。
完成
リビング。大黒柱と造作キッチンがポイントです(^^) 1間半の大きな開口部から光が差し込みます。 リビングの床は一部タイル貼です。