心絆ぐ快適な家
松山市
外観イメージ
外観イメージです。 大きな屋根のおうち。屋根勾配を利用して棟の近くに二階の居室を設けています。
内観イメージ
リビングのイメージです。 一部吹抜け風にしています。梁や桁をあらわしにしています。 キッチンは造作で、大工さんがつくっていきます。
地鎮祭
8月吉日、土地に新しく建物を建てることを神様にお知らせする儀式、地鎮祭が執り行われました。 夏真っ盛りの非常に暑い一日となりました。 式を前にみんなで手を洗い、お清めします。
地鎮祭
神職の方にお越しいただき、滞りなく式は進みました。 盛砂にお施主様が鍬を入れ、工務店が鋤を入れます。
基礎工事
家を建てるために、足元となる基礎をつくっていきます。 主流はベタ基礎と呼ばれる方法。 家全体に鉄筋を配置したコンクリートを打設します。 写真は底部の鉄筋が敷かれているところ。
墨付け
その頃、内子町の西渕工務店木材加工場では構造材の墨付けが行われていました。 一本一本大工の目を通して、墨が刻まれて行きます。
基礎工事
底部のコンクリートを打設した後、立ち上がり部分の型枠を組んで、打ち継ぎしていきます。 生コン車がきて、コンクリートを打設していきます。
刻み
墨付けが終わった木材を大工さんが刻んでいきます。 写真は大黒柱。 表面をカンナで削ってつるつるにしています。
土台敷
基礎が完成すると、基礎の立ち上がりの上に土台と呼ばれる木材を敷いていきます。
捨て板貼
土台の上に捨て板を張っていきます。 床下地で30mmの杉の厚板を使います。
上棟
10月吉日、待ちに待った上棟の日を迎えました。 この一日で、建物の骨組みが出来上がります。 順番は一階の柱から。
上棟
柱の上部、細くなっている部分をホソ、梁部分に開けた穴をホソ穴といいます。 西渕工務店では長ホソを採用。 より抜けにくい構造体に。
上棟(大黒柱)
8寸(24㎝)角の通し大黒が一本、家の真ん中に立ちます。 通し大黒とは、一階から二階までをまっすぐ通っているという意味です。 なので、大黒に向かって梁・桁を納めていきます。
上棟(大黒柱)
上から見るとこんな感じ。 四方から梁桁が差し付けられます。 順番を間違うとほかの梁が入らない! あちらを浮かして、あちらを落として、などと大工さんたちの声が響きます。
上棟(床下地)
ちょっとひと手間。 一階の梁桁がすべて納まると、床下地を先に貼っていきます。
上棟(梁)
続いて二階の柱を立てて、更に梁や桁を納めます。 今回は大きな屋根が掛かるので小屋組みと兼用。
上棟(全景)
ということで、全景。 一番上の部材、「棟」を納め、無事「上棟」の瞬間を迎えることができました!
上棟(神事)
一日の終わりに工務店と施主様ご家族で祭壇をつくり、神様に今日のこととこれからの工事の安全、ご家族様のご健勝をお祈りしました。 誠におめでとうございます。 これから竣工、新たな暮らしに向けてスタッフ一同尽力して参ります。
垂木打ち
棟が上がると屋根をつくっていきます。 垂木を流して、打ち付けていきました。
野地板
垂木の上から野地板(桧)を貼っているところ。 斜め張りにすることで屋根構面の強度が増します。
庇
下屋の庇を取り付けています。
洋瓦葺き
屋根瓦を葺いているところ。 今回は一部をガルバリウム鋼板、上部は洋瓦にしています。
羽柄
雨仕舞が済んだら、内部の筋交や構造用金物、間柱などを入れていきます。 サッシも一緒に。
外部防水シート
↑が終わると、ぐるっと外回りを防水シートで囲みます。下から上へ重ねていくと雨は上から降るので、水が入りずらいです〇
中間検査
構造用金物や防水などを第三者に検査してもらいます。
システムバス
タカラスタンダードのシステムバスを据え付けていきます。 タカラさんのお風呂は架台が箱状になっています。
縦胴縁
通気工法のため、防水シートの上から通気胴縁を打っていきました。
下屋・板金葺き
土庇部分の屋根にガルバリウム鋼板の屋根を葺きました。
壁断熱材
壁に断熱材を入れていきます。
屋根断熱材と天井板
屋根面への断熱材を入れて、勾配天井の天井板を貼っているところです。
吹抜け
吹抜け部分の天井も板張り。 板を貼っていくところ。
廊下
杉の化粧板の天井。
敷居入れ
和室とリビングの間には敷居を入れていきます。 大黒柱に建具が取りつくので、こんな納まりに。
フローリング貼
1階のフローリングは桧。 どんどん貼っていきます。
階段側板
階段をつくっていきます。 段の形に側板材を切りこんでいきます。
側板取付
加工された側板が取り付けられました。
外部ラス板
外壁はすべて塗材です。通気胴縁の上にラス板下地を横向きに貼っていきます。
外部下地
全面塗材、モルタル下地を塗って養生期間を取ります。
階段
階段の壁板は杉板。横張にします。
下駄箱造作
シューズクロークの下駄箱を造作します。 写真の箱状のものは郵便受け。
洗面化粧台
洗面化粧台も造作家具でつくります。 壁に取り付ける下地です。
腰壁
トイレの壁は腰板にします。
内装下地
漆喰の下地にコバウという紙を貼っていきます。 伸び縮みしないので漆喰の下地に適しています。
外部足場解体
外壁のそとん壁が塗られ、足場が解体。 その全容が姿をあらわしました!
造作キッチン
キッチンも大工さんがつくります。 リビング側からみたところ。
濡れ縁
リビングや居室から出られる濡れ縁をつくっているところ。
造作キッチン
特注のステンレスの天板が施工され、建具が入れられました。
木製建具
木製建具は五十崎の建具店さんでつくってもらっています。 加工場でつくられ、現場で合わせてみて微調整しています。
完成
「心絆ぐ快適な家」が完成しました! 一見平屋ですが、大屋根の頂部に部屋を設けています。
完成
内部。 ダイニングからキッチン、リビングを見たところ。