Lucky House -心の糧-
松山市
イメージパース
外観イメージ。 二階建て、切妻屋根のシンプルな外観。
イメージパース
内観。 吹抜けのあるLDK。コンパクトながらたくさん機能が詰まっています。
丁張
建物の形を現場で表すものを「丁張」といい、これに従って基礎工事を行っていきます。
根切
基礎工事の会社さんが土を掘って、そこに砕石を敷き詰めていきます。
配筋
土間に入れる鉄筋を組み立てていきます。 ベタコンといって、建物すべてを覆うような基礎です。
墨付け
大工さんが木材加工場にて、木材に墨をつけていきます。
立ち上がり打設
ベース部分のコンクリート打設の後、立ち上がりの型枠が組まれ、そこに更にコンクリートが打設されます。
刻み
木材に一本一本墨付けがされた後に、機械や手によって加工がされていきます。
土台敷
基礎が完成すると上棟へ向けて、準備をしていきます。 基礎の立ち上がり部分の上に土台という部材を敷いていきます。基礎にあらかじめセッティングしておいた金物をつかって基礎と緊結させます。
外部足場
つづいて、捨て板(床下地)を敷いて、その上に上棟のための木材を運び込みました。 そして建物の周りに作業用の外部足場を設置しました。 上棟の日を待ちます。
上棟
待ちに待った上棟の日。 7月吉日の青天。暑い一日になりそうです。 まずは1階の柱を一気に立てていきます。
通し柱
家の四隅の角に「通し柱」と呼ばれる1階から2階までの長さの柱が建てられます。 その真ん中に横架材、2階の床組となる「胴差」と呼ばれる部材を納めます。
胴差
みんなで息を合わせてあちらとこちらすべてがきれいに納まるように叩きます。
梁
ぐるりと胴差を納めると、そのほかの梁や桁を納めていきます。
二階床組
梁や桁を納めると、床の下地を貼ってしまいます。
軒桁
二階の柱を立てて、そこに軒桁(屋根が掛かる木材)を納めます。 継手はシャチ継。
小屋組み
二階の梁・桁を納めると小屋組みをつくっていきます。
全景
無事、棟が納められました。 総二階建ての外観が姿を現しました。 お施主様にはたくさんのお心遣いをいただき誠にありがとうございます。 スタッフ一同、よりよい家になりますよう精いっぱい尽力して参ります。
垂木
上棟後、続いて屋根部分をつくっていきます。 屋根の下地となる垂木という部材を打ち付けていきます。
野地板
垂木の上に野地板を貼っていきます。 斜め貼りにすることで水平剛性を取ることができます。
筋交
大工さんは屋根下地を作り終わると、つづいて構造金物や筋交などをとりつけていきます。
構造金物
柱頭、柱脚など各部位によってそれに合った金物を取り付けます。
サッシ
筋交、間柱などの次は鋼製建具の枠を入れていって、そこに鋼製建具(サッシ)を取り付けていきます。 写真は二階。
外壁下地
1階部分。
軒天板
破風部分の軒天板。 建築地により様々な制約があり、今回は防火性を高める必要があるため、軒天部分に不燃材を用いています。
胴縁
外壁下地に防水シートを貼り、通気胴縁を打ち付けているところ。
天井下地
断熱材を入れて、天井下地を組んでいるところ。 分電盤が取り付けられるので電線がたくさん見えていますね。
外壁下地
塗材の下地のラス板。
ガルバリウム鋼板
外壁の仕上げとなる金属サイディングが貼られているところ。 1階と2階は水切りで区切っています。
階段造作
桧材で階段を架けます。 大工さんの腕の見せ所でもあります。 順番としては左右の斜めの板(側板)を取り付けて、段板を納めます。 続いて蹴込板を取り付けていきます。
フローリング張
松の無垢板、フローリングを貼りました。 傷がつかないように紙で養生します。
ガルバリウム鋼板
二階部分の外壁、金属サイディングを貼りました。
天井
杉板で天井を貼りました。
階段
階段が出来上がってます。
造作家具
洗面台を造作でつくっていきます。
壁下地
壁下地をどんどんつくっていきます。
漆喰塗
外壁の漆喰を塗ったところです。
ニッチ造作
内部のニッチの造作中。 下台は桧にて、壁・天井面は和紙を巻き込んでシンプルに仕上げます。
外部足場解体
外部足場が解体され、建物の全貌があらわれました。
1階リビング
吹抜け部分には足場が組まれています。 リビングの天井はここに格子が取り付けられます。
パテ処理
大工さんの工事が終ると、内装や設備工事へと現場は流れていきます。 石膏ボード下地にパテ処理を施していきます。ボード表面のビス穴や継ぎ目を埋めて平滑にするためです。
土佐和紙貼
高知県の土佐和紙を壁紙に使います。 自然の風合いが優しい仕上がりになります。
木製建具
建具は建具職人さんにお願いしてつくってもらいます。 建具が取りつけられるとぐっと空間が引き締まります。 洗面化粧台の引き出しを取り付けているところ。
木製建具
こちらは障子。 現場の枠が取り付けられたら、採寸を行い、工場で製作、現場で微調整をします。 障子紙を貼るのは表具店さんにバトンタッチ。
完成
「Lucky House-心の糧-」が完成しました。 切妻屋根、総二階の外観です。
完成
吹抜けのあるリビング。 土間タイルと天井木格子が美しい仕上がりになりました。