ゆったりまったり暮らす家
松山市
外観イメージ
「ゆったりまったり暮らす家」の外観イメージです。 二階建てのガルバリウム鋼板とそとん壁を用いたシンプルモダンの外観です。 木格子が目隠しにも外観のアクセントにもなっています。
内観イメージ
LDKのイメージ。 下屋部分に土間と和室、リビングの一部を設けているので、勾配天井の部分と二階が乗っている平天井が生まれ、空間に変化が生まれます。 シンプルにすっきりと納めます。
地盤調査
新築住宅の場合、地盤調査をする必要があります。 鉄杭を打ち込んで地盤の状況を確認していきます。
丁張
工事を着手する前に丁張という作業が行われます。 基準となる高さポイント、基準となる境界線から建物の正確な位置を出します。
墨付け
構造材が納材され、墨付けが始まりました。その家の尺杖を使って、図面に従い墨付けを行います。
刻み
墨付けが終わった木材は、大工さんの手仕事によってひとつひとつ丁寧に刻まれていきます。手刻みと機械加工を併用します。
基礎着工
基礎工事が始まりました。地面を掘って砕石が入ったところ。この後、砕石を締め固める作業を行い、防湿シートを敷きます。
配筋
ベタ基礎の鉄筋が組まれました。 第三者機関の検査を受け、コンクリートを打設します。
基礎完成
立上りの型枠を撤去した後の基礎コンクリートです。立上りから上に出ているものがいくつか見えますが、これがアンカーボルトとホールダウン金物と呼ばれるもので、基礎と土台、基礎と柱を固定するための金具になります。
土台敷き
土台は湿気を避けなければならないため、基礎の上に基礎パッキンと呼ばれる緩衝材を設置し、その上に土台を敷いていきます。大引を組んで、1階床の骨組みをつくっていきます。
上棟
3月吉日、上棟の日を迎えました。加工場から運び込まれた構造材を一日で組み上げていきます。
柱
まずは1階の柱をどんどん建てていきます。左奥の少し長い柱は通し柱と呼び、土台から軒まで通っている柱です。
胴差
通し柱に胴差を差付けているところです。先ほど建てた柱を納めていきます。
継手
部材が長く必要な場合は、継手と呼ばれる加工を木材に施します。 同じ形状に刻んだ木材を組み合わせ、中央の隙間に栓を打ち込み固定します。
2階床下地
梁を納め、1階の作業が終わり、2階床下地を貼ります。 トライウッドパネルという杉の既製品の板ですが、無垢の板により近く接着剤の量が限りなく少ないものを使っています。
登り梁
地上で組んだ登り梁をレッカーで吊り上げ、敷桁の上部に納めていきます。
棟納め
棟とは、もっとも高い部分に納められる木材のことです。施主様に上がっていただき、一緒に棟納めを行いました。
全景
夕方まで作業を行い、最後に弊社スタッフとお施主様ご家族で写真を撮影しました。 無事、棟を上げることが出来ました。 お施主様におかれましては、たくさんのお心遣いをいただき誠にありがとうございました。 竣工に向けて、また新しい暮らしに向けて、スタッフ一同精一杯尽力して参ります。
屋根じまい
躯体が出来上がり、次に屋根をつくっていきます。垂木を打ち、垂木の上に野地板を貼っていきます。斜め貼にすることで耐震性がアップします。
屋根じまい
今回は板金屋根なので、断熱と音を遮断するためにフォレストボードという杉とコーンスターチで出来たボードを貼ります。更に上からルーフラミテクトという防水シートを貼ります。
内部
筋交いや構造用金物を取り付けていきます。四角いボックスのようなものは煙突下地。薪ストーブが入る予定です。
鋼製建具
サッシ(鋼製建具)を取り付け、外から雨が入らないよう防水処理をしっかり行い、通気防水シートを全体に貼っていきます。通気工法といって、外壁に空気層をつくり室内の湿気を外に通したり、防水をしていく工法を採ります。
板金工事
ガルバリウム鋼板の屋根を葺いていきます。立体感と水平のラインが美しい段葺きで仕上げます。
土台水切り
縦胴縁を打った後に土台水切りを取り付けます。外壁から伝ってきた雨が、基礎や土台に入らないようにする役割があります。
配線工事
スイッチやコンセントの配線工事。この時点で、スイッチやコンセントを使用する際のシュミレーションをしっかりと行い、数や位置を決めておきます。
セルロースファイバー
今回は、断熱材にセルロースファイバーを使用します。新聞紙などの再生品からできた断熱材です。 透湿防水シートを張って吹き込んでいきます。
小庇
小庇にガルバリウム鋼板を葺きました。雨や汚れを防いだりします。小雨程度なら窓をあけておくこともできます。
ラス板
外壁にラス板をはりました。ラス板は、塗り壁仕上げの下地材として使う板のことです。そして、防水シートなど施工して仕上げていきます。
ハーフバス
今回の浴室はハーフバスを採用しています。浴槽の高さまでしかパーツがなく、壁はタイルなどで自由自在にコーディネートできます。
セルロースファイバー②
床に続き、壁・天井にもセルロースファイバーを施工します。
天井下地
平天井部分の下地を組んでいるところ。この位置はキッチンなので、ダクトが通っています。
雨樋
雨樋が設置されました。建物に降った雨を集めて地面の排水口へ流す排水設備です。耐久性の高いガルバリウム雨樋を使用しています。
階段
階段をかけるための側板。側板とは階段の両側に斜めに通った板で、先に踏板や蹴込(けこみ)板を受けるための加工を施します。
天井
勾配天井部分の杉板張りが仕上がりました。梁を見せ、空間の立体感や奥行きをより感じられます。
階段②
廻り階段を上から見たところです。踏板や蹴込板が付き、階段が仕上がりました。傷や汚れが付かないよう、すぐ養生します。
間仕切り壁
床板をはり、養生。そして次は、部屋の仕切りとなる壁をつくっていきます。建具の枠も取付けていきます。
小上がり
リビング横の和室は小上がりになっています。小上がり部分には引出式の収納スペースを設けており、建具工事の時に引出部分が入ります。
玄関土間
玄関まわりの土間部分は、防水処理として木部下端にステンレスを貼っていきます。
外壁下地
外壁仕上げはシラスそとん壁です。防水紙の上にラス網を貼って、網にからまるようにモルタル下地を塗っていきます。
造作棚
家具の造作も進めていきます。空間を美しく見せるため、棚の上部にエアコンを設置するので、配管が伸びています。
シューズクロークと郵便受け
シューズクロークの棚板取付が完了。右には郵便受け。壁に郵便受けを取付けることで、家の中に郵便物が届きます。
家具造作
洗面室に小さな棚。歯ブラシやドライヤーをしまったり。鏡の扉が付く予定です。
2階内部
石膏ボードを貼り終え、いよいよ仕上げに取りかかります。
タイル下地
こちらは浴室のタイル壁の下地をつくっているところです。
キッチン造作とタイル貼り
シンクとコンロが2列に分かれたタイプのⅡ型造作キッチンです。 床と一部壁をタイル貼りで仕上げます。
お風呂タイル
ハーフユニットの壁にモザイクタイルを貼りました。丁寧に仕上げていきます。
そとん壁
外壁はいよいよ最終段階。仕上げ材を施工していきます。
土佐和紙貼
2階の壁仕上げ、土佐和紙を貼りました。部屋が一気に明るくなりました。
竪樋
外壁が仕上がったので、竪樋の取付です。
設備機器
便器や流し、換気扇などの設備機器の設置。完成に近づいてきました。
足場解体
外を覆っていた足場の解体。美しい外観が姿を現しました。
土佐漆喰
内部壁に漆喰を塗っているところ。漆喰の割れ防止のためにコバウという下地の紙を貼り、その上に漆喰を塗っていきます。漆喰には、調湿作用があります。
換気棟
湿気や熱気を外に排出する為に、屋根の棟部分に取り付けられる部材『換気棟』を取り付けます。
木製建具
内部では、建具職人さんが現場で調整しながら、建具を吊り込みます。
外構工事
内部の工事がほぼ終わり、外部の工事が行われています。駐車スペースに土間コンクリートを打設する準備で、枠が組まれています。
洗い出し
玄関ポーチ部分。洗い出しで仕上げます。
薪棚
薪ストーブを入れると、外に薪を置く薪棚が必要になります。こちらも手づくり。沢山薪を積めば、お庭の目隠し代わりになります。
造園工事
目隠しの格子や板塀が完成し、造園屋さんがバランスを見ながら植栽を植えました。
完成
「ゆったりまったり暮らす家」が完成しました。外観はガルバリウム鋼板とそとん壁の美しい仕上がり、庭木の緑で自然と心が安らぎます。
完成
広々としたLDKに小上がりの和室。南側の窓を開けるとウッドデッキスペースが広がり、室内とお庭が自然とつながる素敵な空間です。