お客様の声

内子町の中心部に位置する住宅街に、町の歴史とのどかな風情を表したような家があります。
「古民家風の家にしたい」という希望を叶えたF邸です。その佇まいに調和した石のアプローチに導かれて家の中へ入っていくと、吹き抜けの玄関。外観と同様に、懐かしさと温かく迎えられている感じを覚える空間が広がります。
「友人や知人の家など、西渕さんの建てた家は何軒も見ていました。どこも、いい材料を使って、しっかり施工されてたし、外材を一切使用しない、自然素材の家であることや、間取り、雰囲気も魅力的でした。地元で長く営業している信頼できる工務店だということもあって、 家を建てるなら西渕さんにと思っていました。」と奥様。
F夫妻が描いていたイメージは「手持ちの家具が馴染む、アンティークな雰囲気の家」。二人暮らしということもあって、部屋数を多くせず、一つ一つの部屋をゆったりとることや、「ごちゃごちゃしない」シンプルな空間を要望されたそうです。柱・梁・建具は、無垢の木に自然塗料を塗って古色仕上げしています。その濃い茶色とのコントラストが美しい白い壁は、漆喰塗り。天井は無垢の木と和紙が張り分けられています。 開口部にはカーテンをかけるのではなく障子を採用。和紙を通すことによって自然光はやさしい光となり、室内に広がります。
「イメージ通りの家になりました。オリジナルのキッチンや建具類も気 に入っています。自然素材と DNA工法の効果でしょうか、冬を暖かく過ごせました。」と、奥様は話してくださいました。
(えひめ住まいと暮らしの年鑑 2008 より抜粋)